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定期保険
●一定期間に手厚い保障●
定期保険とは、一定の保険期間内に死亡した場合に保険金が支払われる保険商品です。保険期間満期時に被保険者が生存していた場合の満期保険金の支払いはなく、いわゆる「掛け捨て」といわれるタイプの保険です。満期時の保険金の支払いがなくても、保険期間内であれば手厚い保障を受けられることから、終身保険、養老保険と並んで、代表的な保険商品の一つとなっています。
定期保険の保険期間設定には、大きく分けて二つのタイプがあります。一つは、10年や20年といったように加入時からの一定期間を保障するものと、もう一つは50歳や70歳といったように、被保険者が一定の年齢に達するまでの期間を保障するものです。保険期間は保険会社によって様々なので、ニーズに合わせて選択することができます。
●保険料の安さがメリット●
定期保険のメリットは、手厚い保障と保険料の安さです。保険期間は限られているものの、手ごろな保険料で終身保険や養老保険と変わらぬ内容の保障を受けることができます。子供が就職するまでの間など、責任が重くなる一定期間の保険として活用されています。
また、定期保険には加入年齢が若いほど保険料が安くなるという特徴があります。保障対象が被保険者の死亡に限られているので、若者で定期保険を意識する人は少ない傾向にあります。しかし、既婚者で子供がいる方ならば、安い保険料で万が一の時にはしっかりした保険金を家族に残すことができるので、定期保険への加入も一考するべきでしょう。また、終身保険や養老保険などの長期的な保険と組み合わせることでより確実な備えをするなど、定期保険の利用方法は幅広くなっています。
●貯蓄は期待できない●
定期保険のデメリットは、やはり満期時に保険金の支払いがないという点です。保険契約を契約期間内の途中で解約した場合にもらえる解約返戻金も、まったく支払われないか、支払われたとしてもごくわずかな金額です。そのため、定期保険には貯蓄性がなく、完全な保険目的としてしか利用することはできません。
また、10年や20年など一定の期間で契約するタイプの定期保険の場合は、保険期間が終了すると自動的に更新されます。定期保険の保険料は年齢と比例して高くなるので、更新後の保険料がいつの間にか高額なものになってしまう、ということもあります。定期保険に入った場合には、更新時に保険内容が自分に合ったものであるかを見直す必要が出てきます。